身体技法

  自分の身体を、知っていますか?
  自分の身体を、動かせますか?



 
  約40億年前に、この地球上に誕生した原始生命体から、脈々と受け継がれてきた生命。
  それが私であり、あなたです。
  その身体を、大切に丁寧に感じることからすべては始まります。
  感じて動かす、さらに感じて動かす。そして、丁寧にほどく。
  さらに、ほどいた身体を、一つにつないでいきます。
 
  身体は、「モノ」であると同時に、「モノ」ではありません。
  肉ならば、ギュウギュウと伸ばして、叩けば柔らかくなるでしょう。
  私たちの身体は、ギュウギュウ伸ばすことで、壊れていきます。
  ひどく叩くのもダメです。
  
  柔らかい身体とは、関節可動域が大きいということではありません。
  どこにも滞りがなく、動けること。
  自分の身体として、感じて動けること。
  小さい力から大きな力まで、微調整ができること。
  全体がつながって、「からだ」を構成すること。
  「モノ」である身体の構造を知り、「モノ」ではない身体の痛みや気持ちよさ、違和感を丁寧に感じます。
 
  二人一組で。
  一人で。
  みんなで。
  
  身体の使い方の稽古を通して、自分自身の身体と対話をする。
  これが、からだ塾の身体技法です。